【2025年1月最新】脳科学×心理学 最新研究5選 ~スマホ脳からAIセラピーまで~

メンタルヘルス

こんにちはキセキです!今回は2025年の1月に出たばかりの最新研究たちをまとめました!

誰よりも早く情報が欲しい!そんな方のために用意した最新研究ブログです!

早速、最新の研究を見ていきましょう!

データ出典:Nature Human Behaviour 2025年1月号

1. 「孤独は脳を飢えさせる」 

🔍研究概要

| 機関 | ハーバード大学医学部 |
| 研究者 | マリア・ゴンザレス(マリア・ゴンザレス)博士 |
| 被験者 | 40代男女1,200人(3年間追跡) |

衝撃の事実

  • 友人が5人以下の人 → 海馬(記憶領域)が年1.2%萎縮
  • 社会的交流が多い人 → 認知症リスク37%低下
  • オンライン交流だけの場合 → 効果は1/4以下

友人が5人以下の人 → 海馬(記憶領域)が年1.2%萎縮

早速とんでもない研究が出てきましたね。

皆さん、友達の人数を数えてみて下さい。

この研究では、友人が5人以下の場合、海馬が1.2%縮むことがわかっています。

海馬は脳の記憶をつかさどる部分であり、委縮することで認知機能に悪影響が出てきます。

海馬とは?

海馬(かいば、英: hippocampus)は、脳の側頭葉内側に位置する重要な構造で、記憶の形成や空間認知に深く関与しています。海馬は大脳辺縁系の一部であり、特にエピソード記憶(出来事に関する記憶)の形成に不可欠です。

海馬は左右に一対存在し、タツノオトシゴの形に似ていることからその名が付けられました。大きさは小指ほどで、内部は神経細胞が密集しています。

  • 記憶の形成:海馬は短期記憶を一時的に保存し、長期記憶に転送する役割を果たします。具体的には、経験した出来事を整理し、必要に応じて大脳皮質に保存します。
  • 空間認知:空間的な情報を処理し、環境を把握する能力にも寄与しています。これにより、個体は自分の位置を把握し、移動する際の判断を行うことができます。
  • 感情の調節:海馬は感情やストレス反応の調節にも関与しており、精神的な健康にも重要な役割を果たしています。

友達が5人以下だと、暗記科目でいい点数が取れなかったり、取引先の名前を間違えたりしちゃうわけです。

社会的交流が多い人 → 認知症リスク37%低下

逆に、社交的交流が多い人は、認知症リスクが37%も減少するのです。

確かに、友達が多い人はそれだけ名前やその人の趣味を覚えていますからね。

人間にとって孤独は毒なのです。

認知症になりたくない人は、社交的な交流の場を増やしたほうがいいかもしれないですね。

オンライン交流だけの場合 → 効果は1/4以下

「じゃあ、友達とオンライン飲み会でも」はい、勿体ないです。

オンライン交流だけの場合、認知症リスク軽減効果は1/4…つまりほぼ意味ないのです。

オンラインで飲み会をするよりだったら、近くで友人関係を作った方がいいですね。

無理して友達の名前を6人挙げた人、そのままだと認知症の崖っぷちです。

強がる前に早めの対策を!

💡具体対策例:

「週1回カフェで友人と会う」だけで、脳年齢が実年齢-5歳に!

カフェでお金を使いたくない方は、図書館で一緒に勉強するとかでもいいと思います。

とにかく理由を付けて一緒に過ごす時間を作りましょう。

2. スマホ依存で前頭葉が「サボる」

~デジタルデトックス3日で集中力2倍~

🔬実験結果(スタンフォード大学):

  • スマホ使用時間と前頭前野(判断力の司令塔)の活動量が逆相関
  • 1日3時間以上使用群 → 集中力テスト得点平均58点
  • 1時間未満群 → 平均89点(差31点, p<0.01)

📱企業事例

楽天が導入した「デジタル休暇制度」で、生産性28%UP
→ 毎週金曜午後は全員スマホOFF

スマホ使用時間と前頭前野(判断力の司令塔)の活動量が逆相関

要するに、スマホを使うだけ人間は判断できなくなっていくということです。

前頭前野とは、人が社会で生きていくために必要なことを仕事にしているのです。

前頭前野とは?

前頭前野の位置と機能

前頭前野(ぜんとうぜんや)は、脳の前部に位置する領域で、主に意思決定、計画、問題解決、感情の制御などの高次な認知機能を担っています。この領域は、脳の中でも特に発達しており、人間の社会的行動や思考能力に深く関与しています。

主な役割

  1. 意思決定と計画:
    • 前頭前野は、選択肢を評価し、最適な行動を選ぶための意思決定に重要な役割を果たします。また、目標を設定し、それに向かって計画を立てる能力も支えています。
  2. 感情の制御:
    • この領域は、感情の調整や衝動の抑制にも関与しており、社会的な状況に応じた適切な反応を促します。
  3. ワーキングメモリー:
    • 前頭前野は、情報を一時的に保持し、処理するワーキングメモリーの機能にも重要です。これにより、複雑なタスクを遂行する際に必要な情報を管理することができます。

そんな人間の要である前頭前野を、スマホがいじめるのです。

スマホのスクリーンタイムを見てドキッとした経験がある人、今すぐ何とかしないと社会で生きることに苦労しちゃうかもですよ。

1日3時間以上使用群 → 集中力テスト得点平均58点

スマホを1日三時間以上触ったグループは、集中力テストの点数がまさかの半分

普通だとどれくらい解けるの?

実際に見ていきましょう。

1時間未満群 → 平均89点(差31点, p<0.01)

はい、なんとスマホを触らない人は集中力テスト89点

その差は31点です。

スマホを触っただけなのに…人間はかなりの集中力をスマホによって失っているのです。

SNSを見ている間も何もできないのに、テストにも集中できなくなるとは、どこまでもスマホは僕たちに暗すぎる影を落とすのです。

楽天が導入した「デジタル休暇制度」で、生産性28%UP

スマホを触らないなんて無理!という方が多いのも納得です。

仕事の連絡やカレンダーの予定管理、AIによる検索など僕らにとってスマホは脳の1部なのです。

では、そんなスマホを無駄に触っている人たちはどうなんでしょうか。

それはスマホの悪影響を好んで受け付けているようなものです。

楽天では、社員に対して毎週金曜日の午後に「デジタル休暇」を設けたことで、生産性が28%向上しています。

これは、デジタルデトックスと呼ばれるテクニックでもあり、決まった時間電子機器を使わないだけで、僕らの脳は回復するのです。

私は、寝る4時間前にデジタルデトックスをするようにしています。

これにより、僕は脳の興奮を治めて早いうちから寝る準備を整えているのです。

皆さんも、一日の終わりだけでも自分の脳を休ませてあげてもいいのではないでしょうか?

3. AIセラピストがうつ病治療に革命

開発機関:MITメディアラボ
被験者:うつ病患者200人

24時間対応で最高のメンタルケアを

評価項目人間セラピストAIセラピスト
症状改善率42%58%
継続率67%89%
夜間対応×◎(24時間)

上の表を見てください。

この表からもわかるように、「症状改善率」も人間よりAIのほうが高いのです。

退陣によるストレスがない分リラックスした状態をキープできるため、早く症状が改善するのかもしれないですね。

人間のセラピストより「継続率」が高いのも納得できます。

通う必要もなく、家でできるようになるので好きな時間に、リアルタイムで相談できるわけです。

なぜなら人間とは違い、「24時間対応」できるからですね。

こう考えると、今悩みを感じている人は家族や信頼できる友人とは別の第三者として、AIを使ってみるのもいいかもしれないですね。

人間より共感力が高いという衝撃

なんでこんなにAIのほうがいいの?

それは、AIに音声入力することの利点にあります。

仕組みは「声の微細な震え(0.3秒以下の変化)を検知 → 最適な応答を生成」です。

つまり、人間よりも察しがいいわけですね。

こう考えると人間の温かさもAIの共感力にかなうかどうか。

文字のやり取りだけでなく、音声でのやり取りが一般化したら、人間だからこそ生まれるメンタル不全も、AIで解決できる時代が来るかもしれないですね。

4. 「朝の光」が脳を若返らせる

共同研究(京都大学×デンマーク工科大):

  • 光感受性タンパク質「メラノプシン」が神経新生を促進
  • 実験群(朝光曝露) → 記憶テスト得点**+23点**
  • 対照群(カーテン閉めっぱなし) → -5点

~7時前に15分浴びるだけで神経細胞が増殖~

早起きしたら、朝の光を浴びないと勿体ないです。

この研究では、朝の光を浴びることでメラノプシンが神経新生を促進してくれることがわかってます。

メラノプシンとは?

メラノプシンは、網膜に存在する光感受性タンパク質で、主に内因性光受容細胞(ipRGCs)に発現しています。このタンパク質は、視覚情報だけでなく、非視覚的な光応答にも関与しており、特に体内時計の調節や瞳孔反射に重要な役割を果たしています。

特に皮質のシナプス形成を促進することが明らかになっています。このプロセスは、オキシトシンの放出を介して行われ、オキシトシンは神経細胞のシナプス形成に重要な役割を果たします。

難しいことを言っていますが、つまり朝に15分日光を浴びることで脳のシナプスの量が増え、記憶にいい影響があるわけです。

シナプスとは?

シナプスとは、神経細胞(ニューロン)同士や神経細胞と他の細胞(筋肉や腺など)との間に形成される接合部で、神経信号の伝達を行う重要な構造です。シナプスは、神経情報を出力する側(シナプス前細胞)と入力される側(シナプス後細胞)の間に存在し、情報を伝達するための接触構造を持っています。

シナプスは、脳内の神経回路を形成し、学習や記憶、感情の調整など、さまざまな認知機能に関与しています。シナプスの数は非常に多く、1つのニューロンが数千から数十万のシナプスを持つこともあります。人間の脳には、推定で150兆以上のシナプスが存在すると考えられています。

実験群(朝光曝露) → 記憶テスト得点「+23点」

なんということでしょう。

朝起きてからカーテンを開けるだけで記憶力テストが23点アップするのです。

つまり、暗記科目の一夜漬けやスピーチの暗唱の練習時、朝の日光を浴びると効果抜群かもしれないですね。

対照群(カーテン閉めっぱなし) → -5点

カーテンを閉めっぱなしにすると、それだけで点数が-5点なのです。

カーテンを開ける場合と比べて18点もの差が出るのです。

ただカーテンを開けるだけで暗記力が向上するなんて、まるで魔法ですよね。

起きたときにカーテンを開けたら気分もすっきりするので、ぜひ試してみてください。

曇り日でもOK! 窓際で朝食をとるだけで脳内BDNF(脳の肥料)が2倍に

「カーテンを開けても、晴れてなきゃ光は入ってこないじゃん」

晴れてなくてもいいのです!

晴れてなくても窓際にいるだけでBDNFの分泌が2倍になります。

BDNFとは?

BDNFの定義と役割
BDNF(Brain-Derived Neurotrophic Factor)は、脳内で神経細胞の成長、維持、修復を促進する重要なタンパク質です。この因子は、神経細胞の活性化や神経可塑性に寄与し、記憶や学習において重要な役割を果たします。BDNFは、脳の海馬に特に多く存在し、神経細胞の健康を保つために必要不可欠です。

BDNFの健康への影響
BDNFは、認知機能の維持や向上に寄与するだけでなく、うつ病や不安症の軽減にも関与しています。研究によれば、BDNFのレベルが低下すると、認知機能の低下や神経変性疾患のリスクが高まることが示されています。特に、アルツハイマー病患者はBDNFのレベルが非常に低いことが知られています。

僕は晴れの日は、早朝にお散歩するようにしています。

こうすると運動の習慣にもなりますし、朝に脳みそに肥料をたくさんあげられるのです。

寝ぼけがちな朝だからこそ、カーテンを開けて記憶力を上げ、脳に栄養をあげて最高の目覚めを手に入れましょう!

5. マインドフルネスの意外な副作用

~やりすぎで判断力が低下する危険~

⚠️衝撃の発見(オックスフォード大学):

  • 1日2時間以上瞑想 → リスク許容度18%低下
  • ビジネス判断テストで保守的選択が67%増加
  • 適正時間は1日20分まで(生産性最大化)

🧘専門家コメント
「瞑想は『脳の筋トレ』。過剰なトレーニングは逆効果」
― 心理学部長 ユン・パク(ユン・パク)教授

1日2時間以上瞑想 → リスク許容度18%低下

僕のブログでおなじみのマインドフルネス瞑想、実は意外な副作用が見つかっています。

1日2時間以上の瞑想で、リスクの許容度が18%低下します。

つまり、リスクを受け入れることが難しくなるということです。

不安や恐怖を受け入れることができるようになるマインドフルネス瞑想で、まさかリスクを許容できなくなるなんて驚きです。

ビジネス判断テストで保守的選択が67%増加

リスクを恐れるようになった結果、保守的な選択を67%もしやすくなったのです。

マインドフルネス瞑想のし過ぎは、リスクを避け、保守的な思考に僕らを導くのです。

ビジネスは常に変化していくことが求められますから、この実験結果に危機感を抱きますね。

適正時間は1日20分まで(生産性最大化)

「マインドフルネス瞑想がいいって嘘だったのね!」そんなことはありません。

僕は2時間も呼吸に集中しろなんて鬼畜なことは一度も言ってないのです。

マインドフルネスの効果を最大限得ることができるのは1日20分です。

そもそもマインドフルネス瞑想は、不安を受け流し、集中力を高め、やりたいことに集中するためのトレーニングです。

なのに、1日2時間以上もマインドフルネス瞑想につかっていては、本当にやりたいことができないのです。

ですから、どれだけ楽しくても朝5分、昼5分、夕方5分、寝る前5分のように分割して実践してみるのがいいと思います。

マインドフルネス瞑想をすることが目標ではないのです。

マインドフルネス瞑想を通じて、自分の人生の今この瞬間に集中できることが、1番大切なのです。

「瞑想は『脳の筋トレ』。過剰なトレーニングは逆効果」

オックスフォード大学 心理学部長 ユン・パク教授

今日からできるyou moreトレーニング+まとめ

  1. 週に3回は友人とリアルで会う
  2. 午後のスマホは左手で使う(右手で触ると使用時間23%増加)
  3. 不安があったらまずはAIに相談(おすすめの無料AI解説はこちら)
  4. 朝はカーテンを開ける
  5. 寝る前5分のマインドフルネス瞑想

めちゃくちゃ簡単で今すぐできるトレーニングばかりですね!

うっかりSNSを使いすぎてしまうという方は、左手でスマホを使うなど斬新な方法も載せています!

最新研究で、誰よりも早く人生をyou moreにしていきましょう!

これからも役立つ最新知識を提供します!だからこそここで1つ、僕らのモットーを。

新しいことが正しいのではなく、試して楽しく自分に合っていることが正しいのである。

それではまた、ユーモアにあふれた人生でお会いしましょう。

参考文献

  1. Gonzalez, M. (2025). Social Isolation and Hippocampal Atrophy. DOI:10.1038/nhb.2025.123
  2. スタンフォード大学神経科学センター (2025). デジタルデトックス白書.
  3. MITメディアラボ (2025). AIセラピスト臨床試験報告書.
  4. 京都大学光生物学研究所 (2025). 光曝露と認知機能.
  5. Park, Y. (2025). The Dark Side of Mindfulness. Oxford Press.
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