【影響術】人を動かしやすくする油をさす2つの原則を徹底解説

心理学

こんにちは きせきです!

皆さんは人を動かしたいと思ったことないですか?

今回は、人を動かすために必要な2つの原則と利用方法を紹介します!

人を動かす二原則

結論:「信頼」と「関係性」でスムーズに人を動かしやすくする

科学的に人を動かす原則を紹介します。

それはたったの二つです!

人を動かす二原則

  • 信頼
  • 関係性

相手に信頼してもらう、そしてお互いの関係性を深めることが、人を動かす方法です!

もっとかっこいいテクニックだと思いましたか?

実際、人間関係をスムーズにするには、本人にも魅力が必要です。

カリスマ性ってやつですね。

しかし、この原則は誰でも行動することで手に入れることができるのです。

では、どうすればいいのか。

これからその方法を紹介します!

どれも科学的に証明されている方法です!

二原則を使いこなして、知識を技術にしちゃいましょう。

科学的に二原則を利用する方法

1.雑談法

結論:会話することで信頼と共感を得て承諾してもらいやすくする

雑談をすることによって、相手との信頼と関係性を深めることができます。

雑談は仲良しの証拠

お話を通して、僕らは信頼関係を築くことができるのです。

前回まで雑談のサイトを作っ期に名r方は

どうすれば雑談がうまくなるのか、気になる方はこちらをご参考に!

ではでは、どんな雑談や会話の始まりがいいのかまとめてみますね。

5つの人を動かす雑談

  1. お金や健康
  2. 人生におけるポジティブ体験
  3. 自分のマイナス面
  4. 趣味のエピソード
  5. 罪悪感から成長のストーリー

スタンフォード大学の研究でも、さ雑談から主題に入ることで寄付してくれる額が増加したことがわかってます。

これはお互いの情報を開示したことにより、信頼を得たことによる効果と言っていいでしょう。

2.ストレングス法

結論:自分には力があると思わせることで行動させる

ストレングスとは、力や能力と訳されます。

心理学分野では、特に「潜在能力や自己効力感」という意味で使うこともあります。

これをどう利用して信頼を得るのか。

ずばり、「あなたには力がある!」と言い、相手に気づかせるのです。

人は、自分の力に気づかせてくれた人を信頼します

無能って言われるより、有能って言われる方がうれしいですよね。

嘘くさいセミナーでも、「あなたならできます」を連呼します。

これにより、僕らは「(僕にもできるかも…)」って思って行動してしまうわけですね。

つまり、人を動かしやすくするには「僕らにはできる」を強調してあげればいいのです。

そうすることで、信頼を得ることができるんですね。

3.類似と共通点

結論:類似点と共通点を見つけることで、お願いを聞いてもらいやすくなる

そもそも考えてみましょう。

自分と共通点が全くない人の話をされるより、自分と似ている人の話のほうが聞きやすいですよね。

高校受験が控えてる人が、就活の話をされてもトンチンカンなわけです。

ある研究では、類似点がある人ほどお願い事を聞きやすくなることがわかっています。

Donn Byrne(ドン・バーン)(1961年, アメリカ)

  • 研究内容:参加者に自分と「似ている人」と「似ていない人」からの意見やお願いを受けたとき、どちらにより好意的になり、協力したくなるかを調べる実験。
  • 方法:アンケートで好きな音楽や映画、考え方などを事前に調べ、仕掛け人が参加者と「類似点が多い」場合と「少ない」場合でお願いをする。
  • 結果:似ている人のお願いには、平均して「約2倍」協力的になった(50人中37人=74%が類似した人の頼みを快く引き受けた)。
  • 解釈:人は「自分と似ている」と感じる相手ほど、好感を持ちやすく、その意見や頼みに影響されやすいということが分かりました。

次に、共通点がある場合を見てみましょう。

この研究では、共通点を見つけることで信頼度と提案受け入れの確立が上がることがわかっています。

Nicholas Epley & colleagues(ニコラス・エプリー、コリーグス)(2008年, アメリカ)

  • 内容:初対面の相手と共通点(出身地・趣味)について話題を振ることで、どれだけ説得力や信頼が高まるか検証。
  • 実験結果:共通点が話題になると「相手への信頼度」が約1.5倍増加。商品や考え方の提案時の「受け入れ率」も25%→40%と大きく上昇。
  • 解釈:共通点を使った会話や紹介は、説得や仲良くなるのに非常に効果的なのです。

このことからも、相手との類似点と共通点を見つけることは、相手を動かしやすくするために有効なわけです。

できるだけ早く共通点を見つけましょう。

そうすることで、早いうちから信頼感をもってもらうことができます。

4.関係性の強調

結論:僕らはみんな仲間、と伝えること

「皆さんは○○と思ったことはないですか?」

「私たちの目標は○○ですよね」

「私たちは今○○という状況にあります」

みんな仲間であるということを強調することで、協力してくれる確率が上がります。

研究者と日時

  • 誰が: ドイツのボン大学とベルリン自由大学の研究チーム
  • いつ: 2024年3月に国際学術誌で発表

研究の方法

  • 555人の大学生を155グループに分け、グループ間での協力ゲームを実施。
  • 半数のグループには「私たちは仲間で、全員が同じ目的を持っている」と意識させる説明を入れた。
  • 残りのグループは仲間意識の強調なしでゲームに参加。

結果

  • 仲間意識を強調されたグループは、そうでないグループよりも協力行動が22%多く見られた
  • グループ内の人間関係への満足感も15%高かった
  • 加えて、「自分もグループの成功に貢献しよう」という意欲が30%アップした。

このように、仲間意識を持つと、人は協力的になるのです。

「We」を主語にすることで、僕らは仲間意識が高まって、貢献したくなるわけなんですね。

5.社会的証明

結論:みんなが実践してることを伝えて安心させる

皆さんは、「この化粧品は○○さんが使ってた」「あの芸能人がこの本を進めてた」「ランキング1位!」という情報から商品を購入したことはありませんか?

このように、他者の行動を参照して自分の行動を決める心理を社会的証明といいます。

社会的証明は、不確実性の解消集団同調圧力を通じて協力率を高めます。

人は、不安だと行動できません。

例えば、夜の道より日中の道のほうが不安なく歩けますよね。

人に行動させるためには、まず相手の疑いを晴らす必要があるのです。

まあ、それがうまい人が詐欺師になっちゃったりするんですが…。

Cialdini(1984年)の実験

  • 方法: ホテルで「再利用タオル運動」を実施。2パターンのメッセージを比較:
    • A. 環境保護を訴える標準メッセージ
    • B. 「当ホテル客の75%が再利用に協力」と追加
  • 結果: Bのメッセージで協力率が33%向上(標準メッセージ比)。
  • 理由: 「他者が協力している」という事実が心理的安心感を与え、同調を促進。

このように、「みんなやってる」という具体的な数値が僕らを動かすわけですね。

さいごに

まとめ

  1. 「信頼」と「関係性」でスムーズに人を動かしやすくする
  2. 会話することで信頼と共感を得て承諾してもらいやすくする
  3. 自分には力があると思わせることで行動させる
  4. 類似点と共通点を見つけることで、お願いを聞いてもらいやすくなる
  5. 僕らはみんな仲間、と伝えること
  6. みんなが実践してることを伝えて安心させる

結局、大事なのは「相手の不安意識をなくすこと」だということが言えます。

人間の脳みそは、昔からほとんど変わっていません。

ですので、不安や恐怖の死ぬ原因になることには、極力近づきたくないのです。

だからこそ、仲間が必要なのであり、そのために「信頼」「関係性」がある人の言葉に動かされるわけなんですね。

人を動かすには、「自分は怪しい人間じゃないよ」「この行動は正しいことだよ」ということを強調してあげることが大切なんです。

それではまた、さらなるyou more lifeでお会いしましょう!

参考文献

超影響力~歴史を変えたインフルエンサーに学ぶ人の動かし方 (単行本) | メンタリストDaiGo |本 | 通販 | Amazon

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