こんにちは キセキです!今回はバレンタインデーの誕生から最新研究までを解説していきます!
何となくわかってたつもり…って方、きっと驚く情報満載です!
バレンタインデーついて一緒に紐解いて行きましょう!

バレンタインデーの歴史的変遷
古代ローマ時代(3世紀)
- 268年2月14日:聖バレンタインが処刑される
- 聖バレンタインの行為:兵士たちの密かな結婚式を執り行い、花を贈る
- クラウディウス2世が兵士の結婚を禁じていたため
中世ヨーロッパ(5世紀〜14世紀)
- 496年:教皇ゲラシウス1世が、2月14日を聖バレンタインの祝日に制定
- 14世紀:ジェフリー・チョーサーの詩「鳥の議会」により、2月14日が恋人たちの日として広まる
ルネサンス期〜近代(15世紀〜19世紀)
- 15世紀:手書きのバレンタインカードが登場
- 1797年:イギリスで最初の印刷されたバレンタインカードが登場
- 1840年代:アメリカでバレンタインカードの大量生産が始まる
バレンタインカードとは?
バレンタインカードとは、バレンタインデーに愛や感謝の気持ちを伝えるためのカードのことです。このカードには、心温まるメッセージやロマンチックな言葉が書かれていて、友人や恋人に贈るのが一般的です。
1840年代にアメリカでバレンタインカードの大量生産が始まった背景についてですが、この時期に商業的にバレンタインデーの祝いや贈り物が広まっていったということが影響しています。特に注目すべきは、1840年代にアメリカで エスタ・ハウウェル(Esther Howland) という女性が、バレンタインカードを商業的に販売し始めたことです。彼女は、当時の手作りカードの代わりに、手軽に購入できる美しいバレンタインカードを制作し、販売するようになりました。
現代(20世紀〜)
- 1907年:アメリカのハーシー社がキスチョコレートを発売
- 1958年:日本で初めてのバレンタインセールが開催される
- 1970年代:日本で「女性から男性へチョコレートを贈る」習慣が定着
- 1980年代:日本で「義理チョコ」の概念が登場
- 2000年代:インターネットの普及により、オンラインでのバレンタインギフト購入が一般化
キスチョコレートとは?
1907年にアメリカのハーシー社が発売した「キスチョコレート」は、現在でも世界中で非常に人気のあるチョコレートです。正式には「ハーシーズ・キス(Hershey’s Kisses)」として知られています。
このチョコレートは、小さなキスの形をした、丸いチョコレートで、中心には滑らかなチョコレートが詰められています。その特徴的な形状と小さなサイズが、食べやすく、また一口サイズで楽しめることから、非常に多くの人々に愛されています。
キスチョコレートの特徴:
- 形状: ハーシーズ・キスは、錐状(円錐形)をしており、小さなチョコレートが「キス」のように見えることからその名前が付けられました。
- パッケージ: 一粒一粒がアルミ箔で包まれ、包装紙には「Hershey’s Kisses」の文字が書かれていることが多いです。このパッケージも特徴的で、親しみやすさを感じさせます。

日本におけるバレンタインデーの進化
明治8年に日本で初めて初めてチョコ販売したのは、東京銀座:風月堂というお店でした。
当時は「貯古齢糖(チョコレート)」と書かれ、「泥を固めたもの」だとして食べる人は少なかったそう。
1958年:日本初のバレンタインセール
- 場所:東京・日本橋の三越百貨店
- 主催:メリーチョコレートカムパニー
- 目的:戦後の洋菓子需要拡大と欧米文化の導入
1960年代:女性から男性へチョコレートを贈る習慣の萌芽
- 1960年:森永製菓が「バレンタインデーにチョコレートを贈ろう」キャンペーンを開始
- 1965年:江崎グリコが「アーモンドチョコレート」をバレンタイン商品として販売開始
1970年代:習慣の定着と拡大
- 1971年:ゴディバが日本に進出、高級チョコレート市場が拡大
- 1975年:「本命チョコ」という言葉が一般化
1980年代:「義理チョコ」の登場
- 1986年:「義理チョコ」という言葉が流行語大賞にノミネート
1990年代〜2000年代:多様化の時代
- 1996年:「友チョコ」という概念が登場
- 2006年:「逆チョコ」(男性から女性へのチョコレート)が増加
2010年代〜現在:新たなトレンド
- 2014年:「自分チョコ」が流行
- 2020年以降:コロナ禍の影響で「リモートバレンタイン」が登場

バレンタインデーに関する最新研究
心理学的研究
1.ギフト交換と関係性強化(スタンフォード大学、2021年)
- 方法:500組のカップルを対象に6ヶ月間の追跡調査
- 結果:バレンタインデーにギフト交換をしたカップルは、そうでないカップルと比較して関係満足度が15%高かった
- 考察:特別な日のギフト交換が、感謝の気持ちと相手への配慮を表現する機会となり、関係性を強化する
2.バレンタインデーのストレスと期待(東京大学、2022年)
- 方法:20〜40代の女性1000人を対象にオンライン調査
- 結果:
- 未婚女性の62%がバレンタインデーにストレスを感じると報告
- 既婚女性では38%がストレスを感じると回答
- 考察:未婚女性は社会的期待や自己表現の機会としてのプレッシャーを感じやすい傾向がある
社会学的研究
1.ジェンダーロールとバレンタイン習慣(慶應義塾大学、2023年)
- 方法:20代の男女2000人を対象にアンケート調査
- 結果:
- 20代女性の73%が「女性からチョコレートを贈る習慣」を時代遅れだと感じている
- 20代男性の58%が「男女平等のギフト交換」を望んでいる
- 考察:ジェンダー平等意識の高まりにより、従来の習慣に対する批判的見方が増加している
2.消費文化とバレンタインの商業化(矢野経済研究所、2023年)
- 方法:市場調査と消費者アンケート(サンプル数:5000人)
- 結果:
- 2022年の日本のバレンタイン市場規模:約1,260億円
- チョコレート関連商品が全体の56%を占める
- 20代の40%が「体験型ギフト」を好む傾向
- 考察:従来のチョコレート中心から、多様なギフトや体験への移行が見られる
経済学研究
1.バレンタイン商戦の経済効果(日本チョコレート・ココア協会、2023年)
- 方法:会員企業の売上データ分析と消費者調査
- 結果:
- 2023年のバレンタインデー関連消費:2019年比93.7%まで回復
- オンライン販売の割合が2019年の15%から2023年は28%に増加
- 考察:コロナ禍からの回復傾向と消費行動のデジタルシフトが顕著
2.消費者行動とマーケティング戦略(電通、2022年)
- 方法:SNSデータ分析と購買行動調査(サンプル数:10,000人)
- 結果:
- SNSでバレンタイン関連の投稿をした消費者は、平均28%多く支出
- インフルエンサーマーケティングの影響を受けた購買が15%増加
- 考察:SNSの活用が消費行動に大きな影響を与え、マーケティング戦略の重要性が増している

まとめ
バレンタインに関する最古の歴史から最新の研究までご紹介しました!
歴史はとんでもなく古く、変化はとんでもなく大きいバレンタイン。
どんな時代も流れていきますが、続く歴史というのはただ流れるだけではなく、変化していくのです。
変化しない歴史は教科書に載っておしまいですが、変化して時代に合わせて動ける歴史が今もこうして愛されているのです。
僕たち人間も同じです。
どれだけやなことがあっても変化して進歩して今まで生きてきたわけです。
もし変わらなければとっくの昔に歩みを止めていたでしょう。
そうでないのは、今もあなたが変化し強く生きているからこそです。
今日あった嫌なことも、巧みに変化する自分で新たな僕たちとして愛していきましょう。
ハッピーバレンタイン!
