こんにちは キセキです!今回は考えすぎ克服配信で使ったブログの完全版です!
考えすぎて眠れない…学校に行きたくない…
そんな人におすすめの対処法を6つもご紹介!
なぜ頭の中で独り言を言うのか
ワーキングメモリー
簡単に言うとワーキングメモリーとは短期記憶のことです。
皆さんも単語を覚える時に頭の中で繰り返したことありませんか?
つまり、頭の中の独り言が短期記憶には必要なんです!
自己制御
「ダイエットしてるんだから、我慢我慢」と、頭の中で自分を止めた経験ありますよね。
赤ちゃんにはこれができず、成長の過程で習得していきます。
つまり、口に出す独り言から頭の中の独り言に成長するのです。
また、思考は過去・現在・未来を飛び回って考えることが出来ますよね。
つまり、タイムトラベラーによるシュミレーションで、明日の予定を考えたり過去を振り返ったりできるわけです!
自我創造
「俺はこういう人生を歩んできた」という自分の人生物語を制作してくれるのも、頭の中の独り言です。
頭の中で考えることが、僕たちの人生の辻褄を合わせることに一役かっているのです。
僕たちの子供の頃の内なる声は親に影響されてます。
そしてその親の内なる声は世間や社会に影響されています。
これを「心の会話のマトリョーシカ」といいます。

考えすぎるとどうなるのか
心によくない
考えすぎると人はその事に脳のリソースを使ってしまいます。
先述したワーキングメモリーにも容量があり、考え事が占領してしまうと上手く記憶出来ません。
そうすると今度は集中できないことに対して考え込みます。
これが集中力を奪う悪循環を生み出し、僕らの心を蝕みます。
また、こうなってくるといつも当たり前のようにできていたこともできなくなります。
朝起きてから(あれ?次はどうするんだっけ?)と考えてしまうのは、心と頭が疲れている証拠。
つまり、考えすぎは生活の自動化を抑制してしまうのです。
体に良くない
なんと考えすぎはメンタルだけでなく、遺伝子レベルの悪影響を及ぼすこともわかってます。
例えるならタバコ15本文、つまり1箱いっぺんに吸うようなものです。
大気汚染や大酒よりも死亡因子を分泌するとも言われています。
また、考えすぎて心が痛むことは、体の痛みとして脳に反応が行くという研究もあります。
人からぶたれると悲しくなるように、心がすり減ると脳は膝を擦りむいたのと同じく処理するのです。
つまり心の痛みは体の痛みなんですね。
人間関係によくない
え?人間関係にまで?と思う方、思いついた悪口や自慢話ばかり言っている人と、一緒にいたいと思いますか?
実は、SNSの普及でリアルタイムの独り言の共有が活発化し、それが人間関係に良くないのです。
「この人はいつもマイナス発言が多いな」「この人といるとなんだか楽しくないな」って思われてしまうわけです。
つまり、ネガティブ思考のまま自分を共有すると、周りから避けられる存在になってしまうわけです。

考えすぎを克服する方法
間違ったテクニック 2選
1.人に話す
人にネガティブ発言や過去のトラウマを共有することは、共同反芻を巻き起こす危険性があります。
例えば、テロの現場を見た人がそれを共有しても、メンタルにとって良い反応はなく、逆に悪化していたという実験があります。
ここで勘違いして欲しくないのは、カウンセラーさんなど、お仕事として人の話を聞く人はプロですので、安心して会話をすることで解決することができるでしょう。
2.とにかく解決
これはよく男性が女性の方にやってしまいがちなんですが、相談されたらすぐ解決策を提案してしまうこと…ありますよね。
逆に、共感だけして終わるのもNG。
相手の相談には共感と解決のバランスをもって答える必要があります。
つまり、相談する相手は共感と解決に努めてくれる人を選ぶのがいいでしょう。
1人でできるテクニック 3選
1.他人の視野を持つ
「『あなた』もしくは自分の名前で自分に話しかけてみる」
「仲のいい友達が同じ事で悩んでいたら自分はなんて言ってあげるだろうか」
「仲のいい友達なら今の自分になんてアドバイスしてくれるか」
など、自分の中で他人を視点を持つことで、今の自分を客観視できます。
これにより、新たな捉え方が可能になりますよ。
2.筆記開示 エクスプレッシブライティング
これは、とにかく紙に今日あったやな事や悩み事を書きなぐる方法です。
これには以下のようなルールがあります。
- 8~20分手を止めない
- 書いたら捨ててもいい
- 正直に書く
8~20分書くのは大変そうだと思うかもしれませんが、悩み事を書いているうちに解決策が見えてきたりスッキリしたりするので意外とあっという間ですよ。
まずは8分だけでもいいので書いてみると、脳が処理しやすくなり、悩みすぎ解消に役立ちます。
3.信念の力
これはよく「プラセボ効果」と呼ばれるものです。
「このお守りがあると安心する」「テストの前は必ずこのルーティンをする」など、自分の中で信じる力を利用するのです。
不思議ですが、こうすると人は安心して余計なことを考えなくて済むようになるのです。
不安に立ち向かう時はぜひ、お気に入りの服を着てみるのもいいかもしれませんよ。
環境を利用する方法 3選
1.共感と解決の人間関係
先述した通り、相談する相手は選ぶことが大切です。
相談したのにあまりスッキリしなかったという場合、どちらかがかけている可能性があります。
共感してもらえることで安心し、解決策を考えてくれることで勇気を貰えるのです。
皆さんも人から相談された時はぜひ、共感と解決のバランスを意識してみてください。
2.自然に触れる
自然にはメンタルにいい効果がつまりまくってて、ここでは紹介しきれないほどです。
詳しい効果は生配信で公開していますが、実際に自然に触れなくても、音を聞くだけや画像を見るだけでも効果があります。
また、「畏怖の念」と言って壮大な自然(大きな滝や宇宙の銀河)などを見ることも効果的です。
「自分の悩み事ってちっぽけなのかもな」と感じることが出来ます。
3.愛する力
急にドラマチックですがw 愛は偉大なのです(?)
人は愛を持って人と関わることで、安心し独りじゃないことを認識できます。
恋人と手を繋いだり、家族と抱き合ったりすることはメンタルに言い訳です。
では、現在恋人がいなくて寂しい僕みたいな人はどうすればいいのでしょうか。
実は、ぬいぐるみや毛布など柔らかい接触を感じられるものでも、同じ効果が得られるとわかっているのです。
寝る時にぬいぐるみを用意しておくと安心しますよ。(経験則?w)

まとめ
誰しも考え込んでしまうことはあります。
落ち込んだり思うように行動に移せなかったり…そんな時は「私だけじゃなくて、皆同じ悩みを抱えてるんだ」と理解することも大切です。
そして、ぜひ今回のテクニックを使ってみて、しっくりきたものは習慣にすると考え事を抑制できますよ。
考えすぎは辛く痛いですが、あなたは…僕らは独りではありません。
今回のブログがあなたの心の支えになってくれたら嬉しいです。
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